ホームヘルパー[訪問介護員]

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高齢者や身体・精神に問題を抱える人の自宅を訪問し、介護や家事の手伝いをする。本人だけではなくその家族の負担を減らす役割を果たす。働き場所は公立・私立の施設のほかに、訪問介護や家政婦の事業所である。この職業に関わる資格にはホームヘルパーがある。これは1~3級まであり、養成研修を受けることによって取得できる。(※1)資格を持っているほうが就職の早道ではあるが、ただし市町村の常勤職員以外は、資格がなくても健康でやる気があれば、この仕事につくことはできる。現在は主に中高年の主婦や、男性が転職してこの仕事につくことが多いという。

※1 編集部注:2013年(平成25年)4月より制度変更。詳しくは編集部の職業解説「ホームヘルパー[訪問介護員]」を参照してください。

<< 編集部の職業解説 >>

高齢者や心身障害者など、日常生活を送るのに不自由がある人たちの住まいを定期的に訪問し、様々な介護や生活の援助をする人をホームヘルパーという。寝たきりの人や身体を動かすことが困難な人に対しては、食事や入浴、トイレの世話などの介護を行う。また、掃除や洗濯、買い物などの家事が困難な人に対しては、それらの家事を代行する。大切なのは、相手の立場に立って考え、表情やしぐさなどからやってほしいことを読み取ること。そうすることでよい信頼関係を築き、仕事もスムーズになりできることが増えていくだろう。資格には、「介護職員初任者研修課程」がある(2013年4月より)。

◆ホームヘルパーの平均年齢は44.6歳、現金給与月額は20万8500円、推定平均年収は277.6万円。(※1)
◆ホームヘルパー2級(2013年3月までの資格)取得者の多くはパートタイマーで月収6~7万円台。(※2)

※1 総務省統計局『賃金構造基本統計調査 平成24年』厚生労働省より
※2 『週刊ダイヤモンド(2005年11月5日号)』ダイヤモンド社よりp49

ホームヘルパーの資格を取得するには、厚生労働省が定めたカリキュラムに沿った「介護職員初任者研修過程」を修了し、筆記試験に合格する必要がある。 研修は都道府県知事により指定された業者によって開催される。(※1)
ホームヘルパーとして経験・スキルを上げていく道(キャリアパス)には、「介護職員初任者研修課程」→「介護福祉士」→「認定介護福祉士」がある。
この資格制度は2013年(平成25年)4月からで、それ以前は「ホームヘルパー2級」があり、筆記試験がなく研修修了のみで資格が与えられていた。
2010年(平成22年)では、ホームヘルパー2級の新規取得者数は27万5千人。うち、養成研修2級修了者に占める現役ヘルパーの割合は20.0%。(※2)

※1 日本ホームヘルパー協会HPより
※2 2011年 日本総研調べ

超高齢社会に向け、在宅介護を支えるホームヘルパーの需要は高まっているが、現状としては非常勤や登録型の雇用形態が多く賃金も高いとはいえない。この分野で正社員として長く働くために、国家資格である介護福祉士やさらにステップアップしてケアマネジャーの資格取得を目指すケースが増えている。

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