スポーツマネジメント
<< 編集部の職業解説 >>
スポーツマネジメントは、スポーツ産業をビジネスとして発展させたり、振興に貢献する役割を担う仕事。マーケット需要を把握したプロスポーツ球団の運営、宣伝、広報活動、集客目的のスポーツイベントのプロデュースなど利益を追求するものから、地域住民とのコミュニケーションをはかるためのプランニング、選手やコーチの人材育成など普及目的のものまで、仕事の内容はさまざま。中には、競技経験者で経営側に転向している人もいる。選手とのやりとりにはスポーツの技術や専門知識も必要になってくるため、競技経験があると仕事がしやすいだろう。個人の健康管理能力が問われている近年は、スポーツと健康にかかわる産業が急速に発展しており、新たなビジネスへの人材のニーズも高まっている。健康増進法の施行、予防医学の普及などで、近年のスポーツ産業は活性化されており、スポーツマネジメントでの新たな即戦力が期待されている。最近では、個人のプロアスリートのサポート体制が多様化するなど、仕事の領域はますます拡大していくだろう。月収は18万円程度からで、経験によって高収入が得られる。
財団法人日本プロスポーツ協会に加盟する団体は、平成20年度で計15団体。特に資格は必要ないが、文書、表計算、プレゼン資料作成などに役立つ一般的なパソコンのスキルはあったほうがいいだろう。また、携わる仕事に関連したスポーツの経験があると、専門知識や技術の面で選手との交渉がスムーズになり仕事の幅も広がる。
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