<< 編集部の職業解説 >>

肩こりや腰痛、ねんざ、打撲などの症状を抱える人に対し、日常生活を元気に過ごせるよう、運動指導を行う。痛みの原因を探り、身体の調整の仕方や適切な動かし方など、身体の機能回復を促すため、一人ひとりに合ったトレーニング方法を指導する。整形疾患やスポーツ障害を持つ人に対するトレーニングも行う。メディカルトレーナーは、人体の構造や機能の特性に関する知識はもちろん、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の人と接するため、相手の話を聞き、ライフスタイルなどを考慮した上で、運動療法をわかりやすく伝えるコミュニケーション能力が求められる。リハビリテーション、高齢者や障害者への運動指導、予防医学といった役割を担うメディカルトレーナーの需要は今後さらに高まりつつある。