外務公務員
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外務公務員とは「外務公務員法」という法律により定められた、以下の7つの職務をいう。(1)特命全権大使(大使)、(2)特命全権公使(公使)、(3)特派大使、(4)政府代表、(5)全権委員、(6)政府代表または全権委員の代理並びに特派大使、政府代表または全権委員の顧問及び随員、(7)外務職員。「特派大使」とは外国元首の戴冠式や葬儀などの重要な儀式に参列したり、重要な任務を処理したりするために任命される人をいう。「政府代表」とは日本国政府を代表して外国政府と交渉したり、国際会議や国際機関に参加したりする人で、「全権委員」とは、政府を代表して外国政府と交渉し、条約に署名・調印したりする権限を与えられた人をいう。また「外務職員」とは、外務省本省で外交領事事務関係の仕事を行う人と、大使館や領事館などの在外公館に勤務する人をいう。外務公務員は世界各国の情報を常にキャッチし、日本の利害、友好関係などを考慮しつつ、対処していく非常に複雑な職務を担っています。そして、将来的には外務省の局長、次官、大使といった上級外交官となる。職務と責任の特殊性から、職階制・給与・任免などに特例をもつ。
- 外務省KIDS
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