社会福祉施設介護職員
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社会福祉施設の入居者や通所利用している人に対し、身体機能に合わせた介助を行う職員。社会福祉施設には、特別養護老人ホームなどの高齢者福祉施設や障害者福祉施設などがある。具体的な仕事内容は、食事や入浴、排泄、着替えなどの世話、歩行や車イスでの移動介助など、生活全般にわたる。寝たきりの人の場合は、数時間ごとに体の向きを変え、目の不自由な人には読み書きのサポートを行うこともある。身体的な介助だけではなく、レクリエーション活動や季節の行事などを通じて生活を楽しめるように工夫し、身近な存在として話し相手になるなどして人間関係を築くことも大切だ。自力で日常生活を営むことに支障のある高齢者や障害者を24時間体制で援助するので、職員同士のチームワークや、医師や看護師など他の専門職との連携も必要となる。画一的な介助を行うのではなく、利用者一人ひとりの状態に合わせたきめ細やかな介助を行うことが大切。本来持っている能力や気力を引き出すような働きかけが求められる場合もある。特に資格はないが、介護の知識と技術、高齢者や障害者についての深い理解が不可欠な仕事である。![佐藤里美さん[介護職員]](/interview_pro/img/senpai_adv_sato_satomi/photo.png)
佐藤里美さん[介護職員]高卒→農業手伝い・工場職→介護
![若林健太さん[福祉施設職員]](/interview_pro/img/senpai_adv_wakabayashi_kenta/photo.png)
若林健太さん[福祉施設職員]興味を持ったことは、とことん追求する
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