衆議院・参議院事務局員
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衆議院事務局・参議院事務局というのは、両議院の自立権に基づき、それぞれの事務作業を処理するために置かれている機関である。ここで働く職員は、特別職の国家公務員として、国会の本会議や委員会などの会議が適正かつ活発に行われるよう、さまざまな職務に従事している。その職務は大きく以下の5部門に分けられる。議長の補佐、必要資料の作成、各会派・各省庁との連絡調整など、会議運営を全般的にサポートする「会議運営部門」。政策立案を支援するための調査や分析などを行うシンクタンク的な「調査部門」。議長や役員のサポート、事務局内の庶務管理、広報活動などを行う「総務部門」。会議の速記や議事録の管理を行う「記録部門」。そして、議院内部の警察を行う「警務部門」である。政治経済の変革期を迎え、国会に対する国民の関心は高まっている。そんな中、国会の立法活動をサポートする衆議院・参議院の各事務局員は、議会制民主主義を実務面で支えるという重要な役割を担っている。この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。
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