通関士


<< 編集部の職業解説 >>

輸出または輸入を行う際には、貨物の品名、数量、価格等の必要事項を、税関長に申告して許可を受けなければならない。通関士は、こうした税関に対する輸出入申告業務を貿易会社などに代わって行う、貿易取引の専門知識を持つスペシャリストだ。また税関処理に問題があった場合の「不服の申し立て」や「主張・陳述」の代行なども行うことができる。通関に関する専門的な知識や技能を持っていなければできない仕事であり、国家資格試験が設けられており、試験合格後、税関長から認可されて初めて通関士の資格を得ることができる。通関業者は営業所毎に1名以上の資格所有者をおくことが義務づけられている。

収入は所属する企業によって異なるが、18万~20万と言われている。また通関士の資格があれば資格手当として5000円~2万円がつく場合もある。

貿易の窓口に立つ仕事のため、最新のグッズや情報を先駆けて知ることができるようだ。

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