HOME > 特集記事 > 13編集部 シリーズ特集 > 留学特集
ズバリ!留学って仕事に役立つの?
いつも「もっと教えて!フォーラム」へたくさんの投稿、ありがとうございます!
みなさんの投稿には「国際的に活躍する仕事をしたい!」「世界を相手に活躍したい!」といったフレーズがよく登場してます。「とりあえず留学?」と思う人も多いと思うけど、実際仕事に役立ってるのかを聞くチャンスはなかなかないよね?そこで、編集部では仕事白書に登録する社会人にお願いして、
ズバリ!「留学」って仕事に役立つのか?を教えてもらいました。
調査期間: 2007/1/23(火)~2/2(金)
回答者 : 13歳のハローワーク公式サイトの登録会員(社会人)109名
回答形式: WEBアンケート
留学経験者に留学した国を聞いたところ、ダントツ1位はアメリカ。ついで、カナダ、オーストラリア・ニュージーランド、イギリスと英語圏がズラリ。 8割近くが英語圏に留学しています。
留学する目的は、「語学習得」が半数以上いました。
でも、留学国では少数派のヨーロッパ圏(イギリス除く)に留学している人は、「専門知識」を目的に留学している人が「語学習得」目的の4倍いました。
一方で、留学する学校は、大学が最も多く、次いで語学学校となっています。
大学に留学する人の目的は、専門知識:語学=6:4と、やや「専門知識」目的が多い一方、語学学校に留学する人は、100%「語学」目的です。
留学期間は、1位「2年以上」、2位「3ヶ月未満」、3位「1~2年未満」の順で多くなっています。 「2年以上」留学している人は、「専門知識の習得」を目的に留学している割合がぐんと高くなっています。留学期間が長くなればなるほど、語学以外の知識を身につけることができるんですね。
回答者全員が「留学して、よかった」回答しています。
留学体験は、満足度の高い体験となることは間違いなさそうです。
では、実際の仕事に役立っている人はどの程度いるのかというと、留学経験が「仕事に役立っている」と回答している人は6割、反対に「仕事に役立たない」と回答している人は2割いました。では、どんな留学だと、より仕事に役立つのでしょうか?
留学期間が長いほど、「仕事に役立っている」と回答している人の割合は増えます。
「2年以上」だと7割が「仕事に役立っている」と回答しています。
留学期間が長いと、いろいろな知識や体験ができるのかもしれませんね。
「専門知識習得」目的の75%以上が、「留学経験が仕事に役立っている」と回答しています。反対に「語学習得」目的の3割近くが、「留学経験が仕事に役立っていない」と回答してます。仕事に役立つ留学をめざすなら、語学以外に何を得たいのか、考えて行ったほうが、お得かも知れません。
留学経験は、仕事のどんな場面、業務で役立つのでしょうか?
「語学が役立っている」と回答している人がやはり多いですが、それ以外にも「人脈」「コミュニケーション力」「ひらめき」 を挙げている人が目立ちました。いくつかご紹介しましょう。
私は現在海外在住で、100ヶ国以上の国籍の仲間とともに客室乗務員として働いています。日常生活のコミュニケーションはもちろん、仕事場で同僚と話す際もお客様の接客の際も英語です。海外経験で得た英語力とメンタル的な強さは、今の仕事におおいに役立っていると思います。(aeraさん/客室乗務員)
留学後、商社の海外部に配属になり、その後米国IT日本支社に転職し、IT会社を起業しました。(ヒデさん/IT企業経営)
海外とのメールや電話のやりとりで、臆せず英語を使用できる点。
日本在住の外国人のお客もいて、会議は英語で行われる。
また、これまでの仕事で海外出張に多く出向いてきたが、その際にも、各国の文化を理解してきた留学経験が生き、日本人の考え方を押し付けず業務を遂行することができた。(BOBBYさん/音楽出版社勤務)
留学生時代に知り合った友達の会社で働いています。留学経験は得るものが語学だけでなく、友人であったり経験であったり、いろんなものを取得できます。(くすきちさん/不動産・マンション会社勤務)
外国語は道具でしかありませんが、とても便利な道具です。この道具の基礎を10代で身につけられたのは、とても良かったと思います。また、国籍人種ではなく、個として1人ひとりの外国人を見る、かつ、集合体として、国による特徴を理解するという事が自然と出来るようになった事が何よりの財産です。仕事では、やはり、英語で業務が出来る事、はっきり意思表示できる事が役に立っていると思います。(オレンジさん/会計・財務)
では、留学しないと、外国語を使う仕事には就けないのでしょうか?
実はそうでもなさそうなんです。外国語を使って仕事をしている社会人に聞いてみたところ、現在外国語を使って仕事をしている人の半数は、留学経験がなかったことがわかりました。
「モノ作り」
「ITWEB」
「旅行・レジャー・セレモニー」
「ゲーム・アート・デザイン」
分野は、外国語を使用している人の半数が留学を経験していませんでした。
これらの分野には、世界を相手に仕事している会社が多いので、自然と外国語を使用する頻度が高くなるのではないかと思います。
また、これらの分野で働く人は、必ずしも留学が必要ではないというコメントも寄せています。
留学できないから語学を使った仕事をあきらめるのではなく、日本人にはなかなかない「語学のセンス」さえあれば、留学しなくても、外国の方々とコミュニケーションを楽しむ事はもちろん可能です。いくら文法を知っていても、いくら単語を知っていても、心の底からわき上がってくる「これこそ伝えたい」という気持ちがなければ、宝の持ち腐れ。お客様であったり、友達であったり、相手の心を思いやる豊かな気持ちをこそ先に培っていただきたいと思います。 (yama-sanさん/取材コーディネーター)
13hw編集部特集
この国の”仕事選びが変わりはじめている
-
賃金構造基本統計調査にみる年収
-
ズバリ!留学って仕事に役立つの?
-
社会人から中高生に贈る231のメッセージ
-
「持続可能な社会を目指そう!」仕事選びでも注目される“環境”というキーワード
-
「若者の自立と挑戦を応援したい!」地域密着型の就労支援
-
「お金についてきちんと理解したい」子どもたちに生きる力を身につけさせるマネー教育
-
「進路指導」から「キャリア教育」へ~学校の新しい取り組み~
-
113万部のベストセラー「13歳のハローワーク」を考える



