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村上 龍さん[作家]

ひとこと自己紹介・・・
「「13歳のハローワーク」著者。「半島を出よ」で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。」

性別/年齢:
男/71歳
現住所/出身地:
東京都/長崎県
趣味:
無趣味
キーワード:
著書あります
タイプ診断:
規律ある遂行者タイプ別診断:規律ある遂行者

武蔵野美術大学在学中の1976年『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、第75回芥川賞を当時最年少受賞。「コインロッカー・ベイビーズ」で野間文芸新人賞、「村上龍映画小説集」で平林たい子賞を受賞。また、「だいじょうぶマイフレンド」「限りなく透明に近いブルー」「トパーズ」「KYOKO」などで自作を映画監督。2003年に職業を独自の視点で捉えた「13歳のハローワーク」を発表。2005年「半島を出よ」で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。

会社員には向いてないと思っていたので、「自分は何かで食べていかなくては」 という気持ちを小さい頃から抱えていました。希望や選択というより、生きてい くためには稼ぐことが必要だという考えです。それで美大を選びましたが、どうも食べていけそうにない。仕方がなくて、とにかく小説を書いたら芥川賞を受賞しました。小説書きというのは、みんなそんな感じだと思うんですよね。

小説家の魅力を他の人に言っても、よく伝わらないかもしれない。 どんな仕事にも大変な部分や充実感はあるけど、つらさや面白さの一つ一つに反応して仕事をしているわけではない。それ以外に生き方がなくて、自分は小説家に向いているから、ただ書いている。 でも、淡々と書いているからといって、充実感がないわけではない。だいたい、醍醐味や「これがすごい」を感じて仕事をしているうちは、僕はまだアマチュアじゃないかと思う。

「小説家になりたいんだけれども」という質問は、誰かに「大丈夫だよ」と答えてもらいたい、安心したいという甘えです。答えようがないです。 小説家になりたいなら、小説書けばいいじゃないですか。

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