現在、林業に携さわっている人の正確な数は不明ですが、2000年の国勢調査の時点で6万7558人が林業作業者として働いていました。その内訳は、育林作業者が4万1915人、伐木・造材作業者が1万7363人、集材・運材作業者が3251人、製炭・製薪作業者が1985人、その他の林業作業者が3044人です。44万人の林業就業者がいた1960年と比べて激減していることがわかります。
◆民営の事業所で働く林業労働者の現金給与日額は1万1910円。(※1)
◆林業の仕事をしている作業員の年収はケースにより異なるが300〜400万円程度。(※2)
※1「林業労働者職種別賃金調査 平成16年」厚生労働省より
※2『他人の給与明細がこっそりわかる本』廣済堂文庫よりp266
林業に従事するにあたり学歴は問われませんが、高校や大学などで林業に関する基礎的な知識を身に付けておくと役立ちます。卒業後、森林組合や民間の製材会社、林業関連企業に就職するのが一般的。森林組合とは森林所有者の協同組織で、造林、育林、伐採などの作業を請け負うなどの事業をしています。林業従事者の減少や高齢化に伴い、国や自治体では林業への就職希望者を支援するさまざまな制度を設けています。