ハブ捕り職人
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沖縄や小笠原諸島、奄美大島などに生息する猛毒のハブを捕り、ハブ加工品会社や観光施設、展示施設などに販売する。仕事をするのは夜間で、車や徒歩でハブを探し、捕獲棒でつかまえる。冬や真夏にはハブの活動は活発でなくなるものの、年間を通して捕獲できる。しかし、現在、専業のハブ捕り職人はほとんどいない。近ごろではハブの数も減り、なかなか捕れなくなっているからだ。また、ハブ対マングースの観光ショーが動物愛護団体のクレームにより中止されたため、ハブの需要が激減。ハブの値段もぐっと下がってしまった。現在では普通サイズのハブで、1匹5000円前後といわれている。ハブに噛まれる事故は今でもよく起こっているので、どんなときにも油断しない、用心深さが必要とされるリスキーな仕事だ。
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