消防の組織は、大きく常備消防と消防団とに分かれます。常備消防とは、消防本部や消防署、出張所のことで、そこに勤める専任の消防職員は2004年4月1日時点で全国に15万5524人います。これとは別に各市町村には91万9105人の消防団員が組織されています。こちらは通常、他に本業をもち、必要に応じて消火や警防活動を行うボランティアとしての性格が強い組織です。(※1)
※1『平成16年 消防白書』より
公務員である消防官の給与は各自治体の規定に従いますが、勤務の特殊性や危険性が配慮され、一般より高く支給されるのが普通です。一例として、30代後半の消防士の年収は800万円強。消防署長まで出世すれば1300〜1400万円になります。(※1)
※1『他人の給与明細がこっそりわかる本』廣済堂文庫よりp17
一般に「消防士さん」と呼ばれることが多い職種ですが、消防士とは正式には階級の呼び名のひとつ。迅速な部隊行動をとる消防組織は、警察組織同様、階級制度が必要なのです。その序列は下から、消防士、消防副士長、消防士長、消防司令補、消防司令、消防司令長、消防監、消防正監、消防司監、消防総監となっています。(※1)
※1『あの人の年収がズバリ!わかる本』KAWADE夢文庫よりp15