
工業製品をデザインする仕事。この場合の工業製品には、クリップやアルミ缶のような小さなものから、時計、家電製品、携帯電話、パソコン、ロボットなど、さらには自動車、飛行機などの大きなものまで含まれる。工業製品のデザインは、形状の美しさや流行だけでなく、機能性、安全性、生産コスト、製造のしやすさなど様々な要素を満たす必要がある。優れたデザインの製品は、多くの人の目に留まり、実際に使われていくので、非常に影響力の強い仕事だと言えよう。日常生活の中で「こういうものがあればいいのに」というものを開発担当者と連携し、クレイ(特殊な粘土)で形にして、商品化を検討する。単にデザイナーとしてのスキルやセンスだけでなく、その製品に対する専門知識、機械・人間工学全般の幅広い知識やノウハウなど様々な技能が求められる。

◆メーカーの商品企画部に就職した場合の初任給は大卒で20万円程度。(※1)
※1『天職事典ver.2』造事務所著、PHP研究所出版よりp45

インダストリアルデザイナーになるために必須となる資格はありません。美術系あるいは工学系の大学にある工業デザイン学科などを卒業したのち、メーカーの企画・デザイン部門や、デザイン事務所などに就職します。デザイナーとしての感性に加え、機械工学など工学系の知識が求められる点がこの職業の特徴です。


工業製品をデザインする際は、機能性や美しさだけではなく、予算や安全性なども考慮しなくてはいけません。近年は、ユニバーサルデザイン(障害や年齢、人種などを超え、多様な人が快適に利用できるよう配慮されたデザイン)の視点や、リサイクルしやすいなどエコロジカルな視点も、デザインを行ううえで重要な要素となってきています。

「インダストリアルデザイナー」に関する役立つ情報を「13歳のハローワーク公式サイト」編集部よりお届けします。



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