出版業界で働く人の正確な数は不明ですが、総務省の調査(※1)によれば、2004年時点で出版業を営む事業所の数は全国に5420軒あり、従業者数は9万7796人となっています。
※1「平成16年 事業所・企業統計調査」総務省統計局
大手総合出版社の給与はテレビ局並みの高水準。管理職と役員を除いた従業員の平均年収は、小学館で1195万円(平均年齢41.1歳)、集英社で1119万円(平均年齢39.0歳)などです。一方、中小規模の出版社や編集プロダクションは30歳で年収400〜500万円程度と、その差は歴然としています。(※1)
※1『週刊ダイヤモンド(2005年11月5日号)』ダイヤモンド社よりp55
出版業界を取り巻く状況は激変しています。最大の変化はインターネットに代表される電子メディアの普及です。たとえばCD-ROMやウェブ版の百科事典は、価格、容量、検索性など多くの点で書籍版に勝っていると言わざるを得ません。ニュースや生活情報の入手に週刊誌や雑誌ではなくインターネットを使い、文庫本の代わりに携帯電話で小説を読む時代です。こうした中、出版社もインターネットのコンテンツ事業に力を入れているほか、個人のブログやサイトを丹念にチェックして新人作家の発掘をすることが編集者の仕事のひとつとなっている状況です。
「出版業界で働く」に関連する本・DVDなど。この職業について詳しく知りたくなったら、本を読んで調べてみよう。