テレビ局で働く人の正確な数は分かりませんが、放送記者が5000人、ディレクターが4000人、アナウンサーが2500人、放送技術者(ラジオ含む)が6000人程度という推計値があります(※1)。業界全体では数万人が働いているともいわれていますが、民放キー局の従業員数に限ってみれば、各局数百人から、せいぜい千数百人と、その売り上げ規模、社会的影響力に比べると決して大きくはありません。
※1「職業データベース」独立行政法人 労働政策研究・研修機構より
平均年齢39.8歳で平均年収1567万円というフジテレビジョンを筆頭に、テレビ局社員の年収はかなりの高額。キー局の番組制作現場では30歳で年収1000万円を超えることも少なくありません。一方、地方局の平均年収はその2〜3割減といったところ(※1)。さらに、下請けの番組制作会社になると、重労働にもかかわらず30代半ばで年収400〜500万円程度とぐっと低くなります。(※2)
※1『週刊ダイヤモンド(2005年11月5日号)』ダイヤモンド社よりp54
※2『業界図鑑2006』実業之日本社よりp278
テレビ局への入社希望者は制作部に入り面白い番組作りをするんだと思い描きがち。けれど、放送局といえどあくまでも企業のひとつです。営業や人事、経理などの部署に配属されることもあり、番組作りに携われるのはほんの一握りに過ぎません。ディレクター職から営業職への配置転換なども頻繁に起こります(※1)。現場での番組作りにこだわるなら、制作会社に就職する方が仕事内容としては合っているかもしれません。
※1『業界図鑑2006』実業之日本社よりp279
「テレビ業界で働く」に関連する本・DVDなど。この職業について詳しく知りたくなったら、本を読んで調べてみよう。