サーカス団員
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花形は空中ブランコ、人気者はピエロ。団員には誰でもなれるが、一芸に秀でるのは楽ではない。サーカスは各地を移動しながら公演する。その際に、接客係や簡単な照明などのアルバイトを募集する。そのアルバイトのなかで、ステージに立ちたいという人が、公演終了後の夜に練習を重ね、芸を覚えてステージに立っていく。体育系学校に求人広告を出し、新体操経験者などを募集することもある。自分の興味のある芸を学ぶのが一般的だが、1つの芸を覚えるのに最低3年はかかるといわれている。すべての芸ができる人は基本的にはいない。それぞれが、オートバイホール(バイクで丸いホールの中をぐるぐる走る)、綱渡り、一輪車を使った芸、動物を使った芸(猛獣使い)などを先輩について覚えていく。給料はサーカス団から支給される。団員の男女比は半分半分。運動神経よりも、サーカスへの強い情熱、絶対にステージに立ちたいという気持ちが大事とされる。ただ移動生活や共同生活に拒否反応のある人は向いていない。
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