印税契約の出版翻訳の場合、収入は定価×刷り部数×印税率で計算されます。印税率は実績や契約内容により3〜8%程度。ベストセラーになれば数千万円になることもありますが、例えば1500円の本を8%の印税率で5000部刷ったとして60万円程度。年に5冊翻訳して年収300万円にしかなりません。(※1)
※1『あの人の年収がズバリ!わかる本』KAWADE夢文庫よりp162
大学の外国語学部や翻訳者養成の専門学校などで学んだ後、翻訳会社に就職したり翻訳エージェントにトライアル(翻訳試験)を経て登録したりします。翻訳コンテストで受賞したり、著名な翻訳家に弟子入りしたりするなどの方法で翻訳家の道を目指す人もいます。必須となる資格はありませんが、日本翻訳協会が行う「翻訳技能認定試験(翻訳検定)」などが実力の目安となります。
翻訳の仕事といえば外国文学や外国映画を訳す仕事を思い浮かべますが、圧倒的に需要があるのが、契約書やマニュアルなど、ビジネスに関連した文書を訳す産業翻訳(実務翻訳)。外国との交易で成り立っている日本では欠かせない仕事です。翻訳者の名前が表紙に大きく出て、日本語の表現力も問われる出版翻訳と比較して、産業翻訳は何より正確性・専門性などが求められます。
「翻訳家(ほんやくか)」に関連する本・DVDなど。この職業について詳しく知りたくなったら、本を読んで調べてみよう。