グランドホステス(グランドスタッフ)
<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>
各空港での発券業務、チェックイン業務、ゲートでの案内誘導など、地上での乗客サービスを担当する。大学、短大、専門学校などを卒業して各航空会社へ入社するのが一般的であるが、航空会社の採用よりも地上職専門会社(大半が航空会社の子会社)の採用が多い。客室乗務員と同じく、3年間の契約社員勤務を経て正社員となるケースがほとんどである。身長、視力の制限はないが、高い英語力が必要で、空港利用者が快適に過ごせるよう心配りができなければならない。また、仕事は変則勤務が多く、からだを使った重労働である。
<< 編集部の職業解説 >>
各空港での発券業務、チェックイン業務、ゲートでの案内誘導など、地上での旅客サービスを担当する。 お客様と直接接する業務のほか、翌日以降にスムーズにお客様への対応ができるよう準備をしたり、また、飛行機の運航が乱れた場合に予約の振り替えやホテル手配などもおこなうことがある。航空会社よりも地上職の専門会社(大半が航空会社のグループ会社)の採用が一般的である。身長、視力などの身体的な制限はないが、多様なお客様(世代、国籍問わず)と意思疎通を図るために高いコミュニケーション能力が必要である。また、海外からのお客様も非常に多いため、英語や中国語などの語学力が必要で、空港利用者が快適に過ごせるよう心配りができなければならない。仕事は変則勤務が多く、ほとんどが立ち仕事であるため、体力が必要である。◆グランドホステス(グランドスタッフ)の初任給は基本給が17万円程度。転勤があることを前提に19万円程度の場合も。これに時間外手当や深夜手当てなどが加算される。(※1)
※1『空港で働く』ぺりかん社より p44
勤務先、経験年数、雇用形態などにより大きく異なります。
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空港の利用客は多種多様であるため、どのようなお客様とでもやり取りができる、コミュニケーション能力が求められる。海外からのお客様に対応するためには、語学力はもちろん文化、宗教などにも配慮する必要がある。また、フライトの遅延や欠航が生じたりオーバーブッキングが発生したりした場合、振り替えや乗り継ぎなどの手配を手際よく行うなど判断力も要求される。立ち仕事であるうえ、定刻になっても搭乗口に現れないお客様を探し空港中を走り回るなど体力も必須。
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グランドホステス(グランドスタッフ)の業務は、航空機の発着に合わせて早朝から深夜まで及ぶため、早朝から午後、あるいは午後から深夜までなどシフト制をしいていることが普通。24時間離着陸可能な空港では夜勤がある場合も。4日間勤務して2日間休みという出勤サイクルもあるなど、休日は固定ではないことが多い。
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