中学校教師

<< 編集部の職業解説 >>

国立・公立・私立のいずれかの中学校に勤め、中学生に対して義務教育で定められた科目を教える教師。小学校教師とは異なり、中学校教師は自分の専門とする特定の教科(国語、社会、数学、理科、美術、保健体育、技術・家庭、英語など)を担当する。学習指導要綱などに従ってまとめた授業計画に基づき、教科書を主な教材として授業を進めていくが、生徒の関心と理解を高めるために、プリントやスライドなどの補助教材の準備も必要だ。また、授業以外にも、生徒指導や進路指導、クラブ活動、学校行事、PTA活動なども教師同士で分担して受け持つ。12歳から15歳という思春期にある中学生は、心身ともに大きく変化する時期だけに、精神面の指導も大切だ。たとえば不登校やいじめなどのデリケートな問題に対ししては、教師、保護者、地域の人々、関係機関などが協力して取り組むことも重要となる。義務教育の仕上げの3年間を任される中学校教師は、生徒に必要な知識を身につけさせるとともに、一人ひとりの個性や可能性を伸ばすための指導力も求められる職業である。

公立中学校の場合、市区町村の指定に従って給料が支払われる。東京都の場合、初任給は大卒で19万5600円、短大卒で17万8100円となっている(平成24年度)。私立中学校の給料は各学校ごとに決められており、地域や学校の規模によって異なるが、公立中学校と同じくらいの収入は得られる。

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