
戦争犯罪などを犯した個人を国際法に基づいて訴追・処罰するため、2003年に設置された「国際刑事裁判所(ICC)」の裁判官。国際刑事裁判所はオランダのハーグにあり、国際社会の関心事である最も重大な罪を犯した個人を裁く世界初の常設国際刑事法廷である。管轄するのは、集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪といった重大な犯罪で、関係国が被疑者の捜査・訴追を真に行う能力や意思を持たない場合等にのみ、国際刑事裁判所の管轄権が認められる。国際刑事裁判所裁判官の定員は18名で、その男女比は公平でなければならないとされている。2007年11月の裁判官補欠選挙では、日本の齋賀富美子人権担当大使(当時)がトップ当選し、わが国初の国際刑事裁判所裁判官となった。国際平和と安全の維持に貢献するという国際刑事裁判所の使命を担う重要な仕事である。

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