
個人ではなく、国家による訴えを受けて法律的な判断を下す「国際司法裁判所(ICJ)」の裁判官。国際司法裁判所はオランダのハーグにあり、国家紛争の平和的解決や法律的問題に意見を与えることを目的とした国際連合の主要機関である。国際司法裁判所での裁判は、紛争や事件に関係する両国の合意がなければ始めることはできないが、裁判官が下した判決や法律的意見は、国際法的に非常に大きな影響を持っている。国際司法裁判所裁判官は15名で構成され、同じ国から2名を選出することはできない。日本では過去に田中耕太郎氏(1961年〜1970年)、小田滋氏(1976年〜2003年)が務め、2003年には小和田恒氏(任期は2012年まで)が選出されている。国際法の権威ともいえる国連の司法機関で重要な責務を果たす職業である。

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