きちんとお礼の言葉を言えるみくさんに、大変好感を持ちます。

頑張ってください。
期待しています。
何かあったら、いつでもどうぞ。

ご返答ありがとうございます。
進路について不安だったのですが、考えの視野がひろがりました。
しっかり家族などとも相談したいと思います。
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

みくさん、こんにちは。
今は養護学校の教師をしている“いけちん”です。

私は、大学『教育学部』小学校教員養成課程で音楽を中心に勉強してきました。そして、卒業時は「小学校教員免許（1種）」「中学校教員免許（音楽：2種）」「高等学校教員免許（音楽：2種）」をゲットすることができました。（ちなみに、1種2種とありますが、給料は変わりませんので……）

「7才からずっとピアノを習っています。部活は吹奏楽部に入っていて音楽が大好きなんです。たくさんの人に音楽を伝えたいです。」
素晴らしいですね。その夢、是非実現させてくださいね。

「進学のことですが、高校は音楽科の学校を受験するほうがよいですか？
教育大学か音楽大学どちらに進学すればよいのでしょうか？」

まず、大学について。
私の考えは「どちらでもよい」です。
どちらにしても入学試験で問われるのは「音楽」なのですから…。

高校について。
こちらも、私の考えは「どちらでもよい」です。
私の知人に、高校普通科から東京にある私立の有名音楽大学に進学した方がいます。彼は、プライベートな時間に“個人的に”音楽の専門家のところで勉強していました。
高校普通科でも高校音楽科でも、こうしたことは必要なのかもしれません。こうした費用的な意味と、専門家による音楽の授業が多いという点では、公立高校音楽科というのは、選択肢にあってもよいと思います。

「音楽を学ぶ」ということは、実にお金がかかることです。
まして、都会の音楽大学で私立などへの進学は、大変なお金がかかります。
彼の下宿先は、練習のため防音設備が整ったマンション的なアパートでした。

夢を実現するには、作戦と周囲の方の理解が必要です。

私が音楽大学のないこの田舎で、地元の国立大学へ進学したのは、費用的な理由も大きいです。

しかし、夢は適いました。

「夢の実現」のためには、いろいろな視点で考えることが必要です。
この『13歳のハローワーク』に質問されたこともその一助となるでしょうし、家の方のお考えや中学校の音楽の先生の体験を尋ねることも一つの方法だと思います。