お返事が遅くなってすみません=3

忙しいときに回答ありがとうございました（＾∪＾＠）

また何かあったらよろしくお願いします♪

直前の私の回答の（3）に書いた「スクリーニング」は間違いです。
正しくは「スクーリング」です。

さっちゃんさん、ごめんなさい。

さっちゃんさん、こんにちは。
休日もお仕事していて休めない“いけちん”です。


（1）大学で高校と中学校の1種免許を取って、通信課程で小学校2種免許を取っても、小学校に配属されるのですか？

→現在のところ、免許の専修・1種・2種といった“段階”は、な～～んにも影響しませんので、当然、小学校や特別支援学校小学部に配属される“可能性”はあります。
そして、当然、高等学校や特別支援学校高等部、中学校や特別支援学校中学部に配属される“可能性”もあります。


（2）教員採用試験は特別支援学校の先生になる試験のみを受ければいいんですか？

→私の勤務している石川県はそうです。
しかし、さっちゃんさんが教員採用試験を受ける予定の都道府県や政令指定都市によっては違うかもしれません。
さっちゃんさんご自身で、予定しているところの教育委員会のＨＰなどを調べてください。


（3）中学部や高等部で働きながら通信教育を受けるのは難しいですか？

→私の同僚も何人か通信教育でそれぞれが希望する教員免許を取得しました。
ただ、通信教育といえど、スクリーニングや教育実習は行わなければなりません。
小学校教員免許をとるためには、小学校での教育実習が義務づけられています。
2種取得なら「教育実習2週間」だったような記憶がありますが、最新の情報は通信教育の各大学に問い合わせてみてください。
最重要なことは、校長先生に前年度からお願いして、新年度“教育実習中学校を留守にする”許可をいただくことです。
教員採用試験合格（つまり「教諭」になった）1年目は、「初任者研修」というすごくハードな研修を“授業をしながら行わなければいけない”ので、1年目は無理だと私は思います。


（4）特別支援学校の理療担当教員というのはどういう仕事ですか？

→これまでの盲学校で理療科を担当する教員のことです。
「理療」というのは、東洋医学的治療のうち、按摩・マッサージ・指圧、鍼、灸を総称するものです。
目の不自由な方にとっては、大切な学習内容だと思います。
筑波大学には、日本で唯一の理療担当教員養成機関がありますね。
http://www.riryou.tsukuba.ac.jp/


取り急ぎ、回答をしました。
乱文乱筆、ご容赦ください。

いけちんさんこんにちは☆
またすぐ質問ができてしまいました=3

通信教育の学校を調べてみました。
それで疑問に思ったのですが、大学で高校と中学校の1種免許を取って、通信課程で小学校2種免許を取っても、小学校に配属されるのですか？
教員採用試験は特別支援学校の先生になる試験のみを受ければいいんですか？
中学部や高等部で働きながら通信教育を受けるのは難しいですか？

あと、別の質問なのですが、特別支援学校の理療担当教員というのはどういう仕事ですか？

わざわざ教えてくれてありがとうございます☆
調べてみます!
勉強もがんばります=3

きちんとお礼が言えるさっちゃんさんのような方は、必ず成功します。
また、何かあれば、いつでも質問してください。
期待しています。

追伸
前に私が「あなたにお金と時間に余裕があるようなら、私立大学の通信課程で小学校教諭免許（たぶん二種）も取ることも可能です。」と書きましたが、玉川・明星・仏教・聖徳といった大学がその方面では伝統があるようです。
それから、国がやっている放送大学という方法もあります。
ただ、私自身が「私立大学の通信課程」「放送大学」を利用したことがありませんし、最新の情報はもっていませんので、さっちゃんさんの方でＨＰなどでご確認下さい。


もし、さっちゃんさんがめでたく合格されたら、大塚キャンパスや大塚養護、久里浜養護などで、お互い知らずに同じ場所にいることもあるのかも知れませんね。

具体的な説明を頂きありがとうございます☆
特別支援教育についての勉強に重点をおける道を選ぼうかなと思いました。
いけちんさんのアドバイスの通り、学校の先生にも相談してみようと思います。
また何かあったらよろしくお願いします♪

さっちゃんさんへ。

天下の『筑波大学』ですか…。
それなら、「基礎免許として取れるのは中学校と高校の教諭免許だけ」というのも肯けます。
私の実力からは「超難関」のイメージがありますが、さっちゃんさんなら充分突破できるでしょう…。

以下、私の持つ“イメージ”です。
『筑波大学』は、東京大学などと並ぶ日本の教育界の中心の大学です。
そして、『筑波大学』はどちらかというと“教育現場主義”のところがあり、私は好感を持っています。
特別支援教育においては、まさに日本の中核で、中央や各地の代表的な方々の多くは、この大学のＯＢです。
私の公費内地留学先の当時の国立特殊教育研究所でお世話になった先生方の多くも、筑波大学ＯＢでした。

私は小学校教諭になった後で、当時の特殊教育の世界に入ったので、自分を向上させるために、私費でもずいぶん勉強しまくりました。
特殊教育の中の筑波大学の位置づけさえ知らず、毎年のように「東京キャンパス大塚地区」での公開講座や公開セミナー、附属大塚養護学校（知的障害）の研究協議会や研修会に参加し続けました。
今年度も、附属大塚養護学校に行っています。（ちなみに、筑波キャンパスと東京キャンパス秋葉原地区には、まだ一度も行ったことがありません。）


「いけちんさんが言われたようにまだ免許の扱いがはっきりしていないことも考えると、5種類の免許状があった方がいいでしょうか？。小学校教育についてしっかり学ぶほうがいいでしょうか？ 。」

→あなたの志望校がこうした『筑波大学』ならば、私なら迷わず「特別支援教育を優先したほうが良いと思う」というアドバイスを送ります。
中核・先端で学べるチャンスなんて、そうはありません。
筑波大学は、文部科学省の委託のような形で「小学校教員資格認定試験」を、日本で唯一実施しています。
また、あなたにお金と時間に余裕があるようなら、私立大学の通信課程で小学校教諭免許（たぶん二種）も取ることも可能です。


ただ、これはあくまでも私の（経験やそれに基づく思いを交えた）アドバイスであり、決めるのはさっちゃんさん、あなたです。
私は、この『13歳のハローワーク』でも、他の方に言っているのですが、“相談は少なくとも3人の方にせよ”と言っています。

長々した質問に詳しい回答をしていただき本当にありがとうございます。
とても参考になります☆

大学についてですが、私が言っている大学は筑波大学です。
私が調べたところ、基礎免許として取れるのは中学校と高校の教諭免許だけなのだそうです。
でも、小学校教員資格認定試験の説明会などを主催しているそうで、数人の学生さんがその試験で小学校教諭二種免許を取得しているそうです。

いけちんさんが言われたようにまだ免許の扱いがはっきりしていないことも考えると、5種類の免許状があった方がいいでしょうか？
小学校教育についてしっかり学ぶほうがいいでしょうか？

さっちゃんさん、こんにちは。

障害のある子ども達とその教育に関心を持ってくれて、本当にありがとう。

①今、大学選びで迷っています。
私が今考えている大学は特別支援学校教諭の免許状が5種類（視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱）取れます。色々な障害を持つ子供たちのことを深く学べる方がいいと思って興味をもちました。
でも、（決定した訳ではないのですが）私は今のところ小学部の先生になりたいと考えていて、その大学では小学部の免許状を取得する課程がなく、免許状を取得するには小学校教員資格認定試験を受けるなどの方法しかありません。

→私の方から質問。
特別支援学校教諭の免許状が取得できて、小学校教諭の免許状が取れない大学ってあるの？。
基礎免許状である小学校or中学校or高等学校の教諭免許状があって、はじめて取得した特別支援学校教諭免許状の効力が発生するはずなのですが……。
高校の進路の先生や大学のホームページに尋ねてはいかがでしょうか？。
もしこの場所で大学の具体名を出して頂けるなら、私の方でも調べることはできますが……。


②基礎免許となる免許状は一種と二種で違いがあるんですか？

→大学などで勉強した量（単位）が違うということだけです。
給料その他には一切関係しません。今のところは……。
ただ、将来的にはわかりません。


③特別支援学校と名称が変わったのは、重複した障害を持った子供たちにも対応できるようにするためだと聞いているのですが、将来的に養護学校、盲学校、聾学校が同じひとつの学校になるのですか？

→さすが、よく勉強していますね。
ただ、基本的には「その子の住んでいる地域で育てる」ことを一番大切にしたからです。
親元を離れ寄宿舎で生活したり、スクールバスで片道1時間以上もかかることよりも、「もっと地域で」ということを一番大切にした結果です。
もちろん、一つの特別支援学校で、いろんな障害に対応できることもメリットの一つです。
石川県では現在、サテライト方式といって、交通の不便な知的障害養護学校に、定期的に盲学校や聾学校の先生が出向いています。
ただ、どの学校もいろんな障害に対応できるようになるためには、実際のところ、かなり時間を要するのではないかと思います。お金もかかることですし……。


また、クラスを障害の種類（視覚障害や肢体不自由などということです）でわけても同じ学校にする意味は、どういうところにあるのですか？

→驚きました。情報収集が鋭いですね。
私が思うに、同じクラスでは対応できない…というか、同じクラスにすると危険性もあるからだろうと思います。
例えば、パニックになって他傷（たしょう：他人を傷つけること）行為を行いやすいお子さんと、車いすや視覚障害のお子さんを同じ教室にはできないと思います。
これは、これからの特別支援学校の重要なテーマになると思います。


免許は何個かで良いんですか？

→今年度が、特別支援教育スタートの年です。
まだ、私も「養護学校教諭免許」から「特別支援学校教諭免許」に切り替わっていません。
ごめんなさい。正確なことは言える段階に私の方がなっていません。


④これは質問ではないのですが…
先日、近くの養護学校の文化祭を見に行きました☆
一番思ったことは、こどもたちがかわいいということです！！
先生方もとっても楽しそうでした。もっと先生になりたくなりました。

あと、学校訪問については今校長先生にお願いしているところです♪

→ガンバってね！。期待しています。