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回答・コメントする(No.3414)

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もっと教えて!フォーラム 質問 人々を救いたい

2008/02/15 12:53  龍魁さん[高校生・男]

[Q] [size=3][/size][color=green][/color]高校生のものです。
タイトルに書いたとおり将来人を助ける職業に就きたいと思っています。人を助けると一言言ってもかなり範囲が広くなりますが、自分が一番が助けたいと思っているのは世界の恵まれない人たちです。
国境なき医師団などは耳にしたことがありますが、他に海外でどんな人たちが活躍しているかわかりません・・・

何か世界の恵まれていない人々のために尽くすことのできる仕事があったら教えてください。

2008/02/25 02:37  aaronさん[NPOで働く]
[A.5]

JICAでは、春と秋に年2回全国各地で青年海外協力隊募集の説明会を行なっています。説明会では、協力隊OB・OGの体験談が紹介され海外から要請されている具体的仕事内容の一覧表が配布されます。参加は自由ですから参加されてお聞きになっては如何でしょうか。青年海外協力隊のホームページでは、既に、説明会の日程が発表されています。

さて、龍魁さんがどんなことや勉強をすれば良いかということですが、私の考えをまとめてみました。
1.まず健康が第一です。
 発展途上国で日本のような便利な暮らしは絶対に望めません。また、食べ物や習慣も人々の価値観も異なっています。環境に順応できる柔軟な心と身体が必要です。
2.語学力
 英語は必須で、さらに、できたらもう1ケ国語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語などが出来ることが必要です。英語は英検準1級かTOEIC750点程度は必要のようです。
以上は、海外で仕事をする場合の共通的な要件ですが、専門知識も必要となります。
これは大学などで修得され、企業や団体などで実務力を付けることになります。
JICAのホームページにも紹介されていますが、海外から要請されている仕事は多岐に亘っています。農林水産、加工、保守操作、土木建築、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政の8分野で約120もの職種があります。
それぞれの分野の中から、龍魁さんが尤もご自分に合った分野を選び、その分野を学ぶことのできる大学に進学されると良いと思います。
因みに、私の知り合いが働いている「かいはつマネジメントコンサルティング」という小さな会社を紹介します。この会社は、国連やJICAなどと提携して海外の開発コンサルタントを主な仕事としています。ホームページにスタッフの履歴紹介をしていますのでご参考になるかと思います。
http://www.kmcinc.co.jp/


[A.4]

(独)国際協力機構
http://www.jica.go.jp/Index-j.html
のHPの中に、
「JICA国際協力推進員」
http://www.jica.go.jp/worldmap/suishin/index.html#about
というページがあります。

インターネットでいろいろ調べることも良い方法ですが、こうした青年海外協力隊OB/OGなど、実際にこうしたことに従事された方に直接相談されることも、1つの方法だと思います。


2008/02/23 07:45  龍魁さん[高校生・男]
[A.3]

いけちんさん、aaronさん、貴重なご意見ありがとうございます。

お二人の回答を読みいろいろと考えてみました。
まだ、仮定ではありますが現段階では

大学に進学→青年海外協力隊

と考えています。協力隊をやったあとはJICAの職員として働きたいと思っていますが、JICAの他にも海外の恵まれない人々を支援しているところがたくさんあるので協力隊終了後悩んで悩んで決めたいと思っています。

協力隊に参加や参加した後もそのような活動を続けるためにはどんなことを学べば良いのかわかりません、、

良かったら紹介していただけないでしょうか。


2008/02/19 05:23  aaronさん[NPOで働く]
[A.2]

龍魁さん こんにちは。

世界の恵まれない人たちのための仕事をしたいというお気持ちは、とても気高く素晴らしいことです。是非、そのお気持ちをいつまでも持ってくださるよう願っております。

私の周りには発展途上国で現地の人々の支援活動をしている方が沢山います。
ご参考になるかどうか判りませんが、事例として紹介させていただきます。

■事例1:社団法人アジア協会アジア友の会の職員の例
 日本は水に恵まれていますが、アジアやアフリカの国々は水に不自由しています。こうした国々に「井戸」を贈ろうと、募金を集めボランティアをコーディネートしてアジア諸国に1100本以上の井戸を設置されている職員がおられます。きれいな水によって、多くの人々が健康的な生活を送れるようになっています。
■事例2:インドのNGOに協力した東京学芸大学学生グループの例
 インドには非常に貧しくその日の食事さえ手に入れることが出来ず餓死者が出ることが珍しくない地域があります。その地域の貧しい子ども達に教育の機会を与えるために
学校を建設した例です。ある一人の学生さんが大学キャンパスで募金を呼びかけ、学生さんたちのバイトによって約1000万円の建設基金を集めました。そのお陰で800名以上の子どもが学校に行けるようになりました。
■事例3:国際協力事業団(JICA)の技術スタッフの例
 大学を出て海外青年協力隊に参加しアジアの国々で活動された後、今はスリランカで
JICAの技術スタッフとして同国の農村地区の開発コンサルタントの仕事をされています。
■事例4:JICAスタッフの例
 海外のJICA事務所スタッフとして働いている経験豊富な方です。アフガニスタンで教育制度の再構築に尽力されています。アフガニスタンはご存知のように戦争で国が傷んでしまっています。民兵から銃を回収するためには、兵士に新しい仕事を与える必要があります。仕事に就けるよう職業訓練施設の拡充に尽力されています。

事例はまだいくつもありますがキリがありませんので・・。

事例から判りますように海外の発展途上国にはいろいろなニーズがあります。また、そのニーズ(課題)に近づく方法もいろいろな方法があります。
龍魁さんが今のお気持ちをずっと持ち続け、海外からのいろいろな情報に目を凝らし耳を澄されるにされていれば、必ずご自分の考えがひとつひとつ具体化していくのではないでしょうか。

最後に、いけちんさんがご紹介されているJICAのホームページをご覧になって、海外青年協力隊がどのような活動をしているのか覗いてみられることをお勧めします。


[A.1]

龍魁さん、こんにちは。

私が思いつく「世界の恵まれていない人々のために尽くすことのできる仕事」の組織を、取りあえず書き出してみました。

国際連合
http://www.unic.or.jp/
ユニセフ
http://www.unicef.or.jp/top3.html
日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/
日本国政府(外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/
青年海外協力隊
http://www.jica.go.jp/activities/jocv/

インターネット検索で、他にもNPOやNGOなどもたくさんあったのですが、私が自信を持って紹介していいものか不明のものもありましたので、今回は省きました。

取りあえず、上記のHPを見ることから始めてもよいのでは……。