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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.4937)

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もっと教えて!フォーラム 質問 特別学級を支える仕事

[Q] 私の弟には知的障害があります。
今小学四年生で、近くの小学校の特別学級に通っています。今まで、たくさんのいい先生に恵まれてきました。でも、いまの弟の担当の先生は、あまり弟や障害のあることの接し方がわからないみたいで、その子の出来る能力を引き出してあげられなかったり、出来ないことをやらせたり。教室も床が汚かったり、コップがヌメヌメしてたりと、とても悪い環境です。(特学のこは床に寝っ転がったりするので余計…。)

親はいろいろと先生に要望するし、先生もやろうとしているのですが、先生は障害についてほとんど知らないのでなかなか進歩しません。毎晩両親が「もっっとこうして欲しい」「どうしてやってくれないんだろう」と言っているのを聞いて私は思いました。


[b]特別学級の先生にアドバイスしたり、環境作りを手伝ったり、親と先生の間に立って話し合ったり。というサポート出来る仕事はないか、ということです。[/b]

このサイトでも調べて特別学級の先生というのがありました。それもいいと思ったのですが、出来ればより多くの学校をまわって特別学級を支えたいです。

[b]給料とかは少なくてかまわないし、ボランティアでいい。
弟や親の困った顔を知っているから。ただこういう人を助けたいんです。[/b]


こんな仕事はありませんか??
回答よろしくお願いします。

2008/10/13 15:14  ちひろさん[ライター]
[A.6]

上記の一文、誤字がありました。
はずかしい!ごめんなさい!

誤:ガイドラインが出ていましたのた。
正:ガイドラインが出ていました。


2008/10/13 15:12  ちひろさん[ライター]
[A.5]

バナナ仮面さん、丁寧なごあいさつ、ありがとうございました。

まっすぐな気持ちが文面から伝わってくるようです。
なんだか、うれしいやら気恥ずかしいやら……。

日々の愚痴も言っていいんですよ。ストレスを解消することで
また次に進む力になれば良いのですから。

話は変わって、学習障害のことを調べていて、文部科学省のページで
特別支援教育コーディネーターに関するガイドラインが出ていましたのた。
ここにはいけちんさんが教えてくださった内容がさらに具体的に
書いてあります。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/01/04013002/004.htm

また、特別支援教育担当の教職員に向けて、専門的な知識や
技術の研修などを行う研究所があります。こちらも広い意味dえ
ではバナナ仮面さんの目指す道に近いかと思われます。
どうぞ参考になさってください。

独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
http://www.nise.go.jp/


[A.4]

ちひろさんのご回答は、なるほどなぁ~と思いました。
正論ですし、どの方にも優しく、そして特別支援教育について全保護者にわかっていただける素晴らしい作戦だと思います。

もともと、「特殊教育」が「特別支援教育」と名前が替わったのは、これまで特殊教育の範囲だった特殊教育諸学校(盲・聾・養護学校)と小中学校特殊学級だけでなく、小中そして高等学校の通常の学級にいる“発達障害”の子供達にも教育の光を当てようとしたからです。
文部科学省の調査では、通常学級の児童生徒の6.3%に“発達障害”の可能性があるとのことです。

目の前にある問題の解決ということでしたら、直接、校長先生に申し上げるという方法も割と行われています。
校長先生は、校内人事の任命権者です。
いろいろ事情がおありかもしれませんが、特別学級の先生を決めたのは校長先生です。
校長先生が事態を知れば、校長先生自ら特別学級に出向き、いろいろ確認されるでしょう。
全国の小中学校には「特別支援教育コーディネーター」という役目の先生がいるはずです。(そういう決まりになっているのです。)
校長先生は、その先生に改善できるよう指示されるかも知れません。
必要を感じれば、先の①②のような外部の方の招聘もされるはずです。


とにかく、お礼の言葉をありがとう。
お礼の言葉をきちんと言えるバナナ仮面さんのような人は、きっと成功します。
期待しています。


[A.3]

いけちんさん、ちひろさん、回答本当にありがとうございました!!
本やインターネットで調べても、私の望んでる仕事は見つからないし、見たことも聞いたこともなかったので、あきらめ半分で質問したのに、こんなに詳しく回答していただいて嬉しいです。


≫いけちんさん

こんなに詳しく、ありがとうございます。
私は今中三で、夢に近づける高校には入りたくて進路に悩んでいました。
それに毎日勉強してると「何のためにやってるんだろう」とやる気が失せることがありましたが…、こんな風に具体的に職業名がわかると、すごくやる気が出ました。

私の住んでいる地域のことについてもいろいろ調べてみようと思います。
そして…勉強も頑張ります><
回答ありがとうございました。

≫ちひろさん

毎日愚痴を言うより、現実に行動を起こした方がいいですよね。
つい最近、特学で話し合いをしたようですが、親と先生だと両方の意見が食い違って、その後もあまり変わってないみたいです。
やっぱり専門的な人をお呼びして、正しい知識を学んでもらいたいです。(先生も、親も)
母にもちひろさんの書き込みを見てもらおうと思います。
回答ありがとうございました。


2008/10/12 10:36  ちひろさん[ライター]
[A.2]

バナナ仮面さん、こんにちは。

家族のことを大切に思い、真剣に悩んでいる姿に心を打たれました。
お仕事については、いけちんさんからすでに回答をいただいて
いるようなので、目の前にある問題についてお話させてください。

先生に対して「もっとこうして欲しい」というリクエストや
指導を聞き入れることは、先生ご自身がご多忙であったり、
大人としてのプライドもあったり、なかなか難しいと思います。

そこで、PTA主催で学校で講演会を開くのはどうでしょうか。
特別学級にテーマをおいた話で専門家をお招きし、先生方
と一緒に講演を聴き、その後は希望者による情報交換と座談会
を開くのです。

PTAにより、学校で講演会を開催することで、先生方も必ず
講演を聴くこととなり、その後の情報交換ではあらかじめ
自分たちが困っている問題を用意して、そのテーマでお話
をするだけでも、かなり有意義な話題が出てくるかと思います。
情報交換は見えない学びの場なのです。

講演をしてくれるような専門家は、一体どこにいるんだろう?
と思うときに出てくるのは市役所などの行政機関を
利用しましょう。

バナナ仮面さんがどちらにお住まいかはわかりませんが、
子育て支援を担当する部署(福祉保健サービス課などと
名前がついています)に行き、こんなテーマで講演を
してくださる専門家を探しています。といえば、
きっと相談に乗ってくれると思いますよ。

子育て支援を担当する職員さんは、保健師の資格を
持っていて、主に小学校入学前ではありますが、
その地域に住む子どものすべての問題を受け止めてくれます。
時に日常の悩みを解消するアドバイスをくださったり、
またあるときには専門家を紹介してくださったり……。

私は仕事をしながら、NPOに参画、子育て支援ボランティアを
しています。年に何度か行政機関の職員さんから専門家の方から
紹介をいただいて講演会を開催し、子育て支援について勉強を
しています。

小さな動きですが、参考になれば……。


[A.1]

バナナ仮面さん、こんにちは。

小中学校の特別学級は、法律的には平成19年度から「特別支援学級」、その前までは「特殊学級」と呼ばれていました。

さて、バナナ仮面さんは
「特別学級の先生にアドバイスしたり、環境作りを手伝ったり、親と先生の間に立って話し合ったり…というサポート出来る仕事はないか」
「出来ればより多くの学校をまわって特別学級を支えたいです」
とのこと。

上の条件に合う職種として、次のようなものがあります。
①教育委員会や教育センターの特別支援教育担当の指導主事
②特別支援学校(これまでの盲・聾・養護学校)の巡回相談担当の教師
①②どちらも、特別支援学校教諭免許を持つ教員です。

ただし、特別支援学校教諭免許を持ち、公立学校の教員に合格しても、そうした部署に配属されるかはわかりません。
もちろん、教員採用試験に合格した上で、希望を述べることはできます。
ただ、その場合でもバナナ仮面さんはある意味“初心者”。
“初心者”を「多くの学校をまわって特別学級を支える」役に抜擢することは考えにくいです。
まずは、先輩にいろいろ学んでから、信頼感のある教師になってください。

あなたなら、できると思うよ。