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回答・コメントする（No.5118）
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院内学級の教師
[Q] わたしは高校2年なんですが、進路調査を出さなくてわいけなくて、相談したいのですが。
私は今理系にいて、一応大学は、理学部にしようと思っています。
そこでは、中高の理科の教師の免許も取ることができるみたいで、できることなら取りたいと思っています。
しかし、前々から、院内学級の教師にもあこがれている部分もあって、調べると、教育学部に行くのが、一番いい道。と書いてありましたが、理学部で、理科の教師の資格を取って、院内学級の教師を目指すことは可能なのか是非教えていただきたいのです。
こんにちは。
NHKの手話番組の、決まった時刻は知りませんでしたが、
たまにNHKを見ると林家正蔵さんが出ている、
手話番組が放送されている時があって、
おもしろいと思っていました。
これからは、もっと積極的に勉強の合間などに
見てみようと思います。
いろいろとホームページも載せていただいて、ありがとうございます。
私たちが日常に友達とおしゃべりするときでも手を使って表現すると、
口頭より理解しやすいことは結構あるので、
手話を覚えて、もっとたくさんの人とコミュニケーションをとれるようになれればいいなとおもいます。
でもまずは、受験のほうを頑張ろうと思います。
いちけんさん、本当にありがとうございました。
幸さん、こんにちは。
勉強その他で忙しい高校生の幸さんに、どれだけ時間があるかわかりませんが、ＮＨＫの手話番組は、昔に比べてバラエティに富んできました。
「NHKみんなの手話」
教育テレビ 日曜 午後7時～7時25分
再放送 同じ週の土曜 午前11時15分～11時40分
http://www.nhk.or.jp/fukushi/min_syuwa/
「NHK手話ニュース845」
教育テレビ 月曜～金曜 午後8時45分～9時
「週刊手話ニュース」
教育テレビ 土曜 午前11時40分～0時
「こども手話ウィークリー」
教育テレビ 日曜 午後7時45分～7時55分
「ワンポイント手話」
教育テレビ 日曜 午後7時25分～7時30分
http://www.nhk.or.jp/fukushi/one_syuwa/
ちょっとした時間に、テレビやＨＰを見ることが出来るかな…？。
あと、それぞれの聾学校のＨＰで、手話の学習ページをつくっているところもあります。
それから、市町村主催の「手話教室」などが行われる場合があります。
大学の公開講座には「教員のための手話講座」などが行われているところもあります。
https://entry.ei.kanazawa-u.ac.jp/koza/0917.html
こうした公的なところの手話教室は、格安です。
大学生として、大学内の手話サークルに入るのも一つの方法です。
聾学校の先生になれば、学校内に手話学習ビデオはたくさんあります。
しかし、手話は外国語と同じでコミュニケーションの道具の一つです。
聾学校の生徒さんはじめ、下手でも相手と話すことが何より上達します。
（最初は、誰でも下手なんです。）
生意気書きましたが、私は手話はできません……。
ちょっとした時間がある時に“ためになる（？）”ものを紹介しました。
でも、まずは先生になれるよう頑張ってくださいね。
こんにちは☺
文部科学省のHP、いちけんさんの仕事白書。参考にさせていただきます。
手話については、最近お興味があり、番組などは、
手話の通訳の方ですがその職業を選んだ理由が、
家庭で手話をつかっていたのがきっかけだというのを
きいたので、大学で手話を始めるのは遅いのかと、
少しきになっていたので、すっきりしました。ありがとうございます。
同僚の方の認定講習のお話も、聞けてよかったです。
認定講習についても気になったので、是非調べてみようと思います。
いつも、丁寧な回答ありがとうございます。
また、わからないことがあったらお聞きしてもよろしいでしょうか？！
今回の質問も回答ありがとうございました。
幸さん、こんにちは。
私が大学生だった頃は、「聾学校の先生」と「院内学級の先生」の両方の免許を大学の4年間で取得するのは物理的に無理でした。
私の幸さんに対する最初の回答に記したように、「「小学校」「中学校」「高等学校」の各教員免許状のことを“基礎免許状”といい、「特別支援学校教諭免許状」は基礎免許状を持っていることが前提となっている」 からであり、その部分は現在でも変わりません。
現在については、文部科学省のHPにこんなページがありますので、これを参考に関心のある大学に直接尋ねることが良いと思います。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/08082104/027.htm
また、「聾学校の先生を希望している方で、手話を大学になって初めて学ぶ人はいるのでしょうか？」という質問ですが、私の実感では殆どの人は大学以降に学び始めたと推測しています。
また、私のように教員採用試験に合格して「小学校教諭」になった後、認定講習を受けて「特別支援学校教員免許状」を取得するという方法をとる方も多いです。
（詳しくは私の仕事白書を見て下さい。）
私のかつての同僚で、知的障害養護学校で一緒に働いていたのに、認定講習を受けて「聾学校教員免許状」を取得し、実際聾学校に異動した方もおられました。
幸さん、こんにちは。
確認ですが、一つの大学4年間の中で、「理科の先生」と「聾学校の先生」と「院内学級の先生」の3つの教員免許が取得できるか？・・・という質問なのでしょうか？。
いちけんさんに聞きたいことがあるのですが、
聾学校の先生と院内学級の両方の先生の免許を
とることは、可能でしょうか？
また、聾学校の先生を希望している方で、
手話を大学になって初めて学ぶ人はいるのでしょうか？
いけちんさん 回答ありがとうございます。
今の段階では、理科の分野が好きなので大学でも学びたいと思っています。
中学校の頃、闘病記的なもの、お医者さんの体験を書いたものを
よく読みました。そのきっかけとなったのが、
院内学級のこどもたちの詩や絵でした。すごく自分を考えさせられ、
いつか、お返しとまではいきませんが、私もなにかできないかと、
ずっと思っていました。そして、院内学級の先生について、
もっと知りたいと思いました。なのでとても参考になりました。
本当にありがとうございました。
幸さん、こんにちは。
私は院内学級の勤務経験はありませんが、特別支援教育関係なので回答します。
「小学校」「中学校」「高等学校」の各教員免許状のことを“基礎免許状”といい、「特別支援学校教諭免許状」は基礎免許状を持っていることが前提となっています。
（これまでは「特別支援学校教諭免許状」を持っていなくても特別支援教育関係の学校や学級の先生になれたのですが、最近は『専門性』の観点から持つことを強く推奨されています。）
さて、理学部で「中学校」「高等学校」の各教員免許状を取得した場合、院内学級の教師になれる可能性についてですが、あります。
ただし、持っている学校種の年齢の生徒を指導することになるのが原則です。
特別支援学校でも、例えば、小学校教諭の免許を持っている方が小学部を担当するのが基本です。
それを踏まえた上で、教員採用試験時の面接や、採用された（または残念ながら）不採用で講師となる場合に、ご自分の希望を教育委員会の方や校長先生に伝えることが良いと思います。
ただ、その場合は当然「では、なぜ理学部を卒業したの？」とは尋ねられるでしょう。
私の同僚に理学部を卒業して院内学級の担当教師になった方もいます。
頑張ってくださいね。