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回答・コメントする(No.5454)

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もっと教えて!フォーラム 質問 教員の中でも、迷っている二つの進路

[Q] こんにちは。
これからお話しする事は、現職の先生方の気分を害する失礼な内容かもしれません。ご了承ください。
 
 
 
私は情報系大学(受験型は文系)に通う大学3年生です。
取得免許は高校情報のみですが、小学校教員資格認定試験で小学校教諭二種免許の取得を目指し、小学校教員を目指しているものです。
 
 
 

大学2年生のころから、ボランティアでフリースクールのスタッフを続けておりまして、フリースクールの母体であるNPOの方と縁あって、3年になった頃に代表に就任しました。
 
 
スタッフ時代は小学校教員を目指していたのですが、代表になった途端にその目標は揺れ動き、迷いとなっていきました。
 
 

それは、フリースクールの児童生徒たちと接すれば接するほど私の中で「なぜ、こんなに可能性あふれる子どもたちが学校に行けなくなってしまうのだろう。」と考えるようになったことです。
 
 

学校からもフリースクールに様子を伺う電話一本すら来ることがないので、私が生徒たちの学校に伺ったり、電話をする機会があるのですが、その際にいつも「いつもありがとうございます。」「色々お世話になっています」と感謝されるのですが…
 
 

私が行っていることは、あなたたち教員の仕事ではないのか?
 

生徒たちの高校進学のための学習指導や試験対策などは、あなたたちの仕事なのではないのか?
 
というような気持ちが強くなり学校の先生を目指しながらも、学校の先生を恨む気持ちが生まれてしまいました。
  

もちろん、生徒の不登校や問題行動を起こす生徒たちに懸命に指導に当たっている先生方がいることも知っています。
しかし、不登校の子供が13万人を超える現在、NPOやサポート校頼りの先生方も多いのではないでしょうか。
 
 
不安定な子どもたちに付き添って、高校の願書を一緒に出しに行ったこともあります。
保護者の方々に「信用できるのはフリースクールだけ」ときっぱり言われたこともたくさんあります。
 
 
そして進路を決定しなければならない大学3年生のこの時期、当然のごとく私の中で二つの進路で迷いが生まれました。
 
 
一つは、迷いがありながらも小学校教員をめざす道
 
 
もう一つは、不登校の児童生徒をサポートする事を専門とする高校や会社への就職
 
 
前者は、免許を取得し採用試験に向けてボランティアなどで経験を積みながら勉強に励む事が定石でしょう。
 
 
しかし、後者は私自身、まだまだ知らない未知の世界です。
 
確かに不登校の児童生徒を受け入れている高校(単位制や通信制高校などでしょうか)にも募集はあります。
 
ですが、そのような学校で務めている方の現場の声などは中々聞く機会がなく、このような形で質問させて頂くことにしました。
 
本題まで、話が長くなってしまいましたが質問をまとめると3つあります。
 

・不登校等で悩む児童生徒のサポートを専門としている学校の先生方の現場の声をお伺いしたい。
 
・そのような学校で務めるには、普通の教員になるための勉強の他に何が必要なのでしょうか?
 
・高校に努めるとしたら大学卒業時には高校情報の免許しか取得できないのですが、それでも上記のような学校で先生になることは出来るのでしょうか?
 
 

現場の教員の方でなくても結構です。
教育関係の仕事に就かれている方でなくても、ぜひご意見をお聞かせください。
様々な世界で活躍されている方々の声もお伺いしたいと思っております。
 
 

よろしくお願いします。

[A.2]

ちょっとズレてるかも知れませんけど(^^ヾ

飢えが元で病気になり、
幼くして命を落とす子供の多い地域があるとします。
その子供たちを救いたい!
そこには、いろんなレベルの対応があります。

1.食料援助し、今の飢えの状況を改善する。
2.医療スタッフとして、命を落とす子供を少しでも減らす。
3.農業指導などで食料の生産量を増やし、この先の飢えを減らす。
3.マイクロクレジットのような制度で、この先の貧困を減らし
 飢えを減らす。
4.内戦などが飢えの原因である場合、それをなくし
 生産的な地域にすることで長期的に飢えをなくす。

もちろんその人の能力や使命観により、
どのレベルで対応するかは 人それぞれだと思います。

Kenoさんの場合、
あえて問題のある教育の現場に飛び込んで、
周囲を巻き込んでその現状を変えていく!
という選択肢もあって良い気がします(^^)
ただ、ものすごく強い意志とパワーが必要だと思われますが。。


[A.1]

教育業界に全くうといので何もいえません。
が、あなたのようなすばらしい考えを持つ大学生がいるということを知り、ぜひ応援したくて書き込みました。
世の中には普通の人に簡単にできることができない人もいっぱいいますし、弱い立場の人がいっぱいいますので、ぜひそういう人たちの力になってあげてほしいと思います。

ただ、最近日経新聞などを読みますと教師の方々の苦悩もたくさんかかれてありまして、特に問題となっているのが、教務という教えることに関する仕事以外に、事務仕事がかなり時間を取られるのが実情とのことです。それはそれは想像を絶する仕事量のわけで、精神的に許容量を超えていっぱいになってしまう先生もいます。
校内事務処理の軽減は今日本だけでなく他国でも考えなければならないことの一つで、より質の高い教育を提供するために解決しなければならないでしょう。

というわけで先生の肩を持つわけではないですが、一般の道から少しはずれてしまった子や特殊な配慮が必要なこどもたちをどのようにうまく持っていくか、一人一人の子どもにもっと時間をかけてあげられるかなどは現役の先生の課題ですね。

特殊な事情の子供をサポートする学校で働こうと思う教師は最初からそういう意識があるでしょうし心得ていると思いますが、逆に普通の学校の先生はそのようなサポート意識は欠けているでしょうからKenoさんがそういう一般校の中で先生の意識改革をされるのもやりがいになるのではないでしょうか。
今後のご活躍をおいのりしています。