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回答・コメントする(No.5876)
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とても迷っています
[Q] こんにちわ。4月から大学生になります。
大学受験では下調べが不十分でとても苦労したのでこの先のことで質問したいと思います。
大学では経済学部で環境について学ぼうと思っています。ですが最近本当にこれでいいのかと思うようになりました。
環境を学びたいと思った気持に嘘はありませんが真実を知ることが怖くなったんです。知れば知るほど未来が絶望的になるのではないか、もっと楽しいことがあったのではないかと考えてしまいます。
また、環境関連の職業があまりないことも心配です。
雑貨やインテリアに興味がありコーディネーターの資格を取ることも考えていますし、環境ではなく他のこと学ぼうかとも思っています。(2年で複数のコースから1つを選択します)
しかし環境が学びたくてこの大学を選んだのにこれでは意味がないのではと思ってしまいます。
自分の目標が不安定になっていてとても混乱しています。
最初の通り環境を学ぶべきか、それとも違う方向を考えるべきか、アドバイスお願いします。

人間の思考は環境に与える影響が少なからず有ると聞いたことがあります。
1つの実践は、100の思考に勝ります。学校で扱うことでなく、自分の足元から何が出来るのかを見つけて行動してはどうでしょうか。
ぼくは、町の塵を気が向いたときだけですが拾っています。
周りから見れば変な人と映るかもしれませんが、この塵が海に飛ばされれば海亀が餌のくらげと間違え食べてしまったりすることが防げるかも知れない等を考えて拾います。これも足元からの活動ですよね。

こんにちは。ちょうどあなたがこの世に生まれてきた頃、私は大学で「経済地理学」という分野を専攻して、そこで今で言う環境経済学を学んでいました。当時日本の大学で環境経済学の講座を持っているところはゼロに等しく、就職活動で自分の学んでいる事を面接官に説明するのに、ずいぶん苦労したものです…もっとも、大学の学部はどこですか、と聞かれるとまじめに「吹奏楽部です」と答えるような学生生活でしたが(笑)。
さて、そんな二昔前の経験をもとにお話しすると、経済という視点で環境を学ぶ時には、経済学の基本となる理論は、ある程度きちんと勉強する必要があります。言い換えると、環境経済学を学んでも、経済学の基本はマスターできるという事です。おそらくこれは現在も同じはずです。ただし、どちらかといえばマクロ経済理論が中心で、ミクロ経済を学ぶ機会は、確かに少ないかもしれません(マクロとミクロの違いは大学で学んでください)。例えばあなたが小売り産業に直接関係の深い学問をたくさん学びたいと願うなら、環境経済学はどちらかと言えばその機会が少ない分野というのは、事実です。
ただ、他の方のコメントにもある通り、環境というトピックは、今やほとんど全ての産業に何らかの関わりを持っています。あなたが将来就く仕事のスキルとは関係なくても、あなた自身の教養として身につけていて、悪い事は何一つありません。また、環境問題は時として感情的な議論になりがちですが、環境経済学は、研究者の立場の差は大きくても、「環境が人間社会に与える効果」を比較的客観的かつ冷静に捉える事ができるので、あなたが多少なりとも環境に関心をお持ちなら、学んでいて知的に楽しいという場面がきっとあるでしょう。
もちろん、最終的な進路を決めるのはあなた自身なのですが、今あなたが選んでいる進路は、少なくとも間違いではない事は、確かでしょう。専攻を決めるまであと1年あるようですから、他の学生さんより少しだけまじめに講義を受けてみて、自分にあった分野を選んでください。
最後に、経済学は何を学んでも、実際の社会で「ツブシが利きます」。だから安心して、大学生活を楽しんでください。

きざしさん、こんにちは。
私個人的には、「経済学部で環境について学ぶ」ことを実際にまず取り組んでみることが大切だと思います。
加えて、前にも書きましたが、今は「環境」と関係のない職業なんてありません。
雑貨やインテリアにしてもそうです。
とにかく、きざしさんのようにお礼の言葉をきちんと言える人は、きっと成功します。
期待しています。
いけちんさん、コメントありがとうございます。
実際に環境に携わる仕事をしている方からのアドバイスはとても心強いです。
最近の環境悪化のニュースを聞くたびに環境を学ぶことを怖く思っていましたが、1度は学びたいと思ったことなのでその気持ちを大切にしたいと思います。
インテリアに興味があることも確かなので、これからの大学生活で自分の道を探したいと思います。
ハロワのおやじさん、コメントありがとうございます。
確かに私は頭で考えすぎていました。
まだ大学も始まっていないのに考えても仕方ありませんね。
ゆっくり休んでこれから始まる新しい生活の中で自分の考えをまとめていこうと思います。今の私に必要なことを示してくださり本当にありがとうございます。

きざしさん、こんにちは。
私は、学校で“環境保全活動・環境教育”を担当し、 現在は環境省環境カウンセラーでもあります。
「経済学部で環境について学ぼう」・・・いいじゃないですか!!!。
これから必要とされることだと思いますよ。
きざしさんが考えていることとは違うかもしれないけど、私の住んでいる県の地元銀行はどこも「環境保全活動をセットにした商品」を販売しています。
何も経済学部イコール銀行ではないのですが………これからはどんな職業でも「環境を守る仕事」抜きに語れないと、私は思います。
でも、私もハロワのおやじさんと同様で、まずは、この春休み楽しむことだと思います。
私自身はどちらかというと、無知であるにもかかわらず担当者に選ばれたものですから、いろんな所に出向き、いろいろな人と会話して環境を学んできました。
例えば、地元の県や市、あるいはNPOなど民間団体が運営している環境拠点など。
その多くは、環境関係の図書や映像資料が多数有り、また環境に詳しい職員がいらっしゃいます。そうしたところに出向いたり、地元の環境イベントに参加することで、自分自身の力として職場で発揮できるものを見つけてきたのだろうと思っています。

初志貫徹。まずこれでしょう。
行動し体験から学ぶことが沢山あります。
頭だけで考えてそんなに疲れないでください。
仕事はやってみなければ出来るかどうかわかりません。
理想と現実は違うのです。
誰しも貴方と同じで将来に不安を持つものです。
そして皆恐る恐る社会に一歩踏み出すのです。
こんなところにも勇気がいるのです。
清水の舞台から飛び降りる気持ちを持つことが大事です。
かぎは貴方の気持ちの持ち様です。
失敗したくない・恥をかきたくないと思う自分に勝てれば
新しい自分が見つけられるのではないでしょうか。
今は春休みを楽しんでください。貴方に今必要なのは休むこと。
海でも山にでも行って大きくて広い大地を見てくると良いでしょう。
たまには頭の中を空っぽにして、良く食べ良く寝てください。
そうすれば又新たな活力が生まれてきます。
何事もプラス思考・明るく前向きに考えることが大切です。
そうすると自然と表情が変わり笑顔になるものです。
笑顔を忘れないでください。対人関係能力向上の秘訣はここにあるのです。