今の仕事を続けながら教員免許を取得することをお勧めします。

30歳ならまだ大丈夫です。通信制でも国立大でも熱意さえあれば教員免許を取得して卒業できるでしょう。ただ教員免許は取ったからといって自動的に就職できるわけではありません。

県立高校なら希望の県の教員採用試験に合格する必要があります。競争率は5～10倍。極端に募集が少ない年だと100倍なんてこともありますし、募集がない年もあります。教員採用試験は1年に1回ですから、失敗すると来年まで就職浪人です。今の仕事はあなたの財産です。簡単に捨ててはいけません。

パンダさん、こんにちは。

すでに3人の方からコメントが出ているので、私からは違う視点で。

通信制にするかどうかは別にして、大学卒業時の年齢を考えた時、パンダさんが教員になりたい学校の「採用年齢上限」を確認されることをお勧めします。
「採用年齢上限」があることころと無いところがあります。

　はじめまして。
　不惑を過ぎたのに、まだ教員という仕事が身についていないMS06FZSといいます。どうも自分の偽善的なところが好きになれません。
　さて高校を卒業されて今三十路にかかられた、ということは、10年以上も教員に憧れながら仕事を続けられたということになりますね。その熱意と夢をあきらめない信念に、心から敬意を表します。また何もせずに過ごす気になれば過ごせる時間、敢えてセンター試験の勉強を始めておられるとのこと、尊敬いたします。
　そんな熱意をもったあなたならば、どんな形であれ、大学に入ってしまえば卒業することができると思います。10年以上やって慣れきった環境を変えるということは生易しい決意でやれることではありませんし、失敗することを考えると一歩が踏み出せないことはお察しします。
　しかし今まで実社会で培ってきた人間性と人間関係を作る力は、大学出たての若い苦労知らずの教員に比べれば、一般論としてはるかに勝っていると思います。親の立場からすれば、何も苦労していない教員に、努力をせよと子どもに言われることは疑問をもつ時もあります。
　ぜひご自分に自信を持たれ、一歩を踏み出してはいかがでしょうか？現場はあなたのような他の職種で経験豊富な、特色ある人を歓迎すると思います。

まず、センター試験の勉強をおやめなさい。
何の決断もしていない状態ではただの暇つぶし、現実逃避ですから、パチンコやってんのと変わりません。

そして考えて見ましょう。
　・高校教員をあきらめて失うもの。
　・サラリーマンをやめて失うもの。

どっちが自分の人生に必要なんでしょうか。
貧乏は恐れるほどのことはないと思いますよ。
それと、高校教員という職業を美化してませんか？　サラリーマンよりまし、くらいに。
あらゆる屈辱と困難を受け止める、とか、気にならないくらい高校教員になりたいなら迷うことはないはずですけどね。

あなたは国立なら親に頼らなくてもと言いますが、それでは仕事を辞めてからの4年間、どうやって食べていくのですか？そこは親掛かりなんですか？

私は医者をしながら慶應義塾大学の通信制法学部を卒業しましたが、卒業生のほとんどは、仕事と両立しつつ熱意と努力を惜しまなかった人たちであり、決して「仕事で勉強する時間が取れないと主張する人」たちではありませんでしたよ。むしろ逆に通学課程の大学に合格できなかったからと通信制に入ったような人（つまりその気になれば学業に専念できる時間がたっぷりある人）の方が卒業に至らずドロップアウトするケースが高かったような気がします。自分が卒業できるかどうかは、自分が熱意を持ち続けて努力するかどうかで決まるもので、他人との比較や卒業率等の割合なんかは全く意味がありませんよ。

そして何より、通信制の大学は卒業率が低いのでと簡単に諦める人（つまり、難しそうだからと安易に困難を回避しようとする人）が、生徒から信頼される教師たりえるとあなたは思いますか？

できない言い訳や困難を回避する姿勢でいる限り、大学卒業は降って湧いては来ないですし、生徒の尊敬なんて到底得られません。あなたが本気で努力する生き方をしない限り、多感な生徒から簡単に見透かされてしまうでしょう。

通学か夜学か通信かなんて所詮は手段の問題であり、些末なこと。どれを選んでもあなたの本気度次第で達成の可否が決まります。できない言い訳や困難を回避する姿勢でいる限り、大学卒業は降って湧いては来ないですよ。覚悟を決めて本気で取り組んではいかがですか？